生きづらさを感じるし、言うことを聞かなければと義務感を感じてしまう。

誰かに「これがいい」と言われると、そうならなければいけないと、無理に自分を変えようとしてしまうあなたへ。

人は、多面的なもの。

たとえば、キャリアを重ねる強気で男性的な「私」もいるし、
少女のように無邪気に遊ぶ子供のような「私」もいます。

芯の強さがあり、やり遂げられる「私」がいる一方で、
人の些細な言葉に傷つき、眠れない夜を過ごす弱い「私」もいます。

そのどのあなたも本当のあなたであり、
どのあなたも、「この私はいけない私だから、変わらなければ」と、無理に押し殺す必要はないものなのです。

でも、どうしても、他人から「こういう女性が愛される」と言われると、そうならなければいけないように感じてしまいますよね。

けれど、それは偽りです。
フェイクな、心理的な罠です。

本当の愛とは、様々な側面があることを、お互いに楽しめるものです。
そして、本当に愛しあえる人であれば、お互いを補いながら、生きられるものです。

あなたが強くいられる時は、パートナーはあなたの強さに救われ、あなたを支えとするでしょう。
あなたが弱く、泣いている時は、パートナーは泣いているあなたを抱きしめ、「この弱い愛しい人を、なんとか立ち直らせてあげたい」と願うことでしょう。

あなたが無邪気に笑っている時は一緒に楽しみ、
あなたが真剣に何かに向かっている時は、影で励まされながら、一緒に高みに登ろうと努力できる。

可愛いだけで、愛されるわけではない。
強さを持っているから、愛されないわけではない。
弱いから、愛されないわけではない。
楽しいから、愛するわけではない。

どんなあなたも、かけがえのないあなたという人で、あなたは海の水面に反射する太陽の煌めきのように、さまざまな光をはなつ人。
夜の静かな海も、また、誰かを抱きしめられる穏やかさを持っている。

愛されるために、あなたを限定しないでいい。
あなたは人を惹きつけるだけの、無限の魅力を持っているのです。