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COLUMN

「どうしてわかってくれないの?」

「どうしてわかってくれないの?」目の前のパートナーを変えたい、彼氏、旦那に変わってほしい時の心理的対処法

「どうしてわかってくれないの?」
「なんでそんな風なの?」

自分の言っていることを理解してくれない。
どんなにわかってもらおうと説明しても、相手はわかってくれない…。

パートナーと真剣に向き合って話しあうことができないと、どうしても辛くなってしまいますよね。

その上、こうやって真剣に説明すればするほど、理解してもらおうと思えば思うほど、

余計に相手も意固地になってわかってくれなかったり…。

実はこうした時は、潜在意識心理学的な「パワーストラグル(闘争)」が起きています。

パワーストラグルとは、文字通り、争うこと。

「俺の方が(自分の方が)わかってもらってない!」

「どうしてお前は(あなたは)分からず屋なんだ!」と、お互いが無意識のレベルで、

「私こそ!」「俺こそ!」と、争ってしまっている状態です。

つまり、、

「あなたがわかってくれない」とこちらが相手に思っている時ほど、

相手も「お前の方が俺をわかってくれていないよね」と、自分と同じように

「不理解を嘆いている」ということが起きているのです。

だからこそ、ずっと話しても平行線
お互いが、相手をわからせようと必死

そうした状態が続いてしまうんですね。

こうした場合の解決方法は、

「まず、自分がわかってもらえないと思っている時ほど、相手もわかってもらえていないと感じていること」

を、自分の方が気づき、そこに対処することです。

「わかってもらえない!」と自分視点で話をしてしまっていたら、

「じゃあ、あなたはどういうつもりで話しているのかな」と、

「相手の真意」や「相手の感情」「相手の価値観などなど、

話している「背景にあるもの・動機」などを、きちんと尋ねるようにします。

人は鏡。

自分が相手のことを理解しようとすると、

相手もまた、「わかってくれない」ではなく、

「自分も同じように相手の気持ちを聞いてみよう」というように、態度を変えてくれることが多いんですね。

ここで大切なことは、「という行動をとってみる」と、「怒り狂いながらも、相手に尋ねる真似をしてみる」のではなく、

「心の底から、相手をまずは理解してみようと歩み寄りながら話してみること」。

無意識のレベルで、人は相手の感情や考えを理解します。
「真似してみた」「ふりしてみた」「こうやってみた」というように「試し行為」をしても、相手は変わることはありません。

愛する人に歩み寄ろうと、理解しようと、自分から働きかけてみる心。
その心が、相手を動かすのです。

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