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COLUMN

「最速で愛されるための方法は、私は愛される価値があるという自己肯定感」

自分を肯定する。

言葉では簡単に言えたとしても、なかなか実行するのは難しい…
私には、他人と比較して特別秀でていることなんてないから。

そんな悩みを抱えている方の相談を、たくさん伺います。

けれど、自分を肯定するということは、とても簡単なことです。

その理由は、自分を肯定することは他人との比較でするものではないからです。

自分を肯定するということは、文字通り、「自分に対して肯定的な、同意的な認識をする」ということ。

例えば、ものすごく頑張っている人がいたとして…
その人が、もしも、1番になれなかったとしたら、あなたはその人を「ダメだね」と評価するでしょうか?

しないと思います。

そんな心無い言葉を言わずに、相手の頑張りを認め、「よく頑張ったね、本当に偉いよ」と伝えてあげるのではないでしょうか。

自己肯定感とは、こんな風に、「その人の振る舞いや、目に見えない努力、想いを肯定してあげること」です。

結果が出なくても、頑張っていたこと
裏切られたとしても、誠実にいたこと
たとえ失恋したとしても、精一杯愛していたこと

他人がどう思うかではなく、結果がどうではなく、他人との比較ではなく、
「自分自身が」どう頑張ってきたのか、
どんな想いを抱えてきたのか、

そういったことを心から理解し、肯定し、褒めてあげるということです。

そして、「愛される価値」というのも、こうした「他人との比較ではない、自分への肯定的な見方」から生まれます。

なぜなら、愛は、優れているかどうか、結果を得られるかどうかで決まるものではないから。

その人の人生の生き方や、普段の在り方、想いの深さ、愛情の深さ、優しさ、誠実さ、、、
そういったもので決まるからです。

自分を肯定的に見てあげれば見てあげるほど、こうした「愛されるに値する価値」が見えてくるでしょう。

愛は、多くの人が思うほど、数字的ではありません。
同時に、テクニカルなものでもありません。

心の動きや、繊細さ。優しさ。愛情のかけ方。
「想い」が触れ合うことによって、生まれるものなのです。