「見返りを求めずに、無償の愛を与える」ことで、あなたは苦しい恋愛を続けざるをえなくなります。
「見返りを求めずに、無償の愛を与える」ことで、あなたは苦しい恋愛を続けざるをえなくなります。
大切にされる恋愛は、
「きちんと」相手が愛を返してくれるかどうか
それを考えることで成立します。
たとえば、あなたがもしも、苦しい時も相手の気持ちになって寄り添い、優しくできる女性であるのならば。
相手も同じように、あなたが苦しんでいることを「面倒だ」なんて言わず、ほったらかしにせずにきちんと話を聞いてくれるかどうか。
あなたが相手のことを優先して予定を合わせることができるのなら。
相手も同じように、最大限、あなたと会う時間を大切にし、あなたと会うために努力をしてくれるかどうか。
あなたが相手の味方になって、たとえ相手が一人きりになったとしても、その人を信じて守ろうとできるのであれば。
相手も同じように、あなたの味方となり、あなたの理解者となって支え合えるかどうか。
こうして、同じ愛を分かちあえること。
それが、あなたが幸せな恋愛をするための「大切な判断材料」となります。
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もしもあなたが、「無償の愛でなければならない」と思い込み、見返りを求めずにいたら。
いつもあなたが与えるばかり、やってあげるばかりで、でもそれでも我慢して相手に合わせなければならないからこそ、何もやってもらえなくても、少しも優しくされなくても、その相手を「自分には合わない、愛情の薄い人なんだ」と思えず、なかなか離れられなくなるでしょう。
本当であれば、「私はいつも一方的で苦しい」と思い、あなた自身を守るために、「この男性と私は合わないな、価値観が違うな」と、考えてしまっていい。
それが、恋愛において、男女関係において、自尊心を持つということ。
けれど、そう考えられないことで、あなたが「愛を与えてくれない相手」に関わり、苦しい修行のような恋愛を続け、あなたの大切な人生を浪費する時間が長くなってしまうのです。
「対等な愛」とは、いつも一方的であってはいけない。
でも、「無償であることが大正解である」ことで、あなたは決して見返りを求めず、わがままも言わない。
我慢し続けて、その場に居続けて、逃げない。
だからこそ、「あなたからの一方的な愛に、相手が甘んじる現実」を、生み出してしまうのですね。
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もう、こんな苦しい恋を、あなたが続けないですむように。
愛情深いあなたが愛されるためには、「きちんと愛を返してくれる人か」を判断してあげる。
そして、そろそろ無償の愛を卒業して、「ちゃんと、あなたは愛されていい」。
こうして「見返りを求めることを始めること」で、辛かった犠牲の愛を、一緒に終わらせていきましょう。
人を愛せる大切なあなたと、愛されるために生まれてきた、大切なあなたの人生のために。