他人との境界を引いて、自尊心を持つ方法。
他人との境界を引いて、自尊心を持つ方法。
そのための最短距離は、「他人の言うこと」に、振り回されない自分をつくること。
他人(ひと)は、あなたに対して、「何も知らないで」言葉を発することがあります。
それは、単に、あなたがあまりにも優しすぎるから、なんの苦労もしていないように見えて、
思わずチクリと意地悪をしたくなったのかもしれません。
あなたが自分の辛い気持ちも話さず、いつも周囲に対して気遣いながら、
影でグッと耐えているからこそ、そのあなたの強さに甘えたくなったのかもしれません。
けれど、理由がどうであれ、「私のことを何も知らないのに、どうしてそんなことを言うの?」ということはあるものです。
こうした心無い他人からの言葉を鵜呑みにしてしまうと、
その言葉が自分の無意識の中でぐるぐるまわり…
「どうしてわかってもらえないんだろう?」と、人間不信になるばかりか、
誤解される自分に対しても自己不信になってしまうことが少なくありません。
こんな悲しいことが起きないように。
こんな、「心無い言葉」から自分を守るためには、他人に一番の理解を求めるよりも先に、
まずは、自分が自分の全てを理解してあげるようにしましょう。
私はとても辛いけれど、それでも頑張っている。
だから、軽々しく誰かに決めつけられる必要はないんだな。
私は、他人が見ていないところで努力してきた。
だから、誰かが自分を軽んじるようなことを言ったとしても、堂々と違うと伝えられる。
こうして「自分が一番の理解者」でいてあげることで、心無い言葉に対しても、
しっかりと境界線を引けるようになります。
あの人が言っていることは、違う。
私は私のことを、きちんとわかっている。
こうして「自分の最大の理解者」でいてあげることこそが、
「自分に対する最高の自尊心」となるのです。