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COLUMN

自分のことを愛せないと、愛されないって本当?自己否定や自己嫌悪への対処法

実は、「自分のことを愛せないと、愛されない」というのは、絶対的な法則ではありません。

もちろん、自分を大切に扱っていれば自然に自尊心が生まれますから、自分にとって不適切な人や不幸な出来事に対して「これはおかしい」と正しい自己防衛ができ、結果的に、適切な人と関われるようになり、愛される確率も高まるでしょう。

また、自分のことを普段から愛していれば、「どんなことをされたら嬉しいか」が明確にわかりますから、「他人に対しても同じようにしてあげたらいい」とわかり、自分から積極的に愛を与えやすくなります。

また、普段から満たされているからこそ、「やってあげても相手から何も返ってこなかった場合」でも、そこまで疲れたりせず、「損をした」と感じずにすむでしょう。

その結果、たくさんの人とコミュニケーションを取りやすくなり、好かれる機会も多くなり、確率的には、愛される率は高くなるでしょう。

けれど、それだけが、愛されるすべてではないんです。

自分があまり好きになれない「仕事人間の自分」でも、「本当にいつも会社のためにありがとう」と、認めてくれて、助けてもらえる場合もあります。

弱くて泣き虫で、もっと自立しなきゃいけないのに…と自分を嫌っていても、「不器用でも一生懸命生きているあなたが素敵」と、男性から守りたいと思ってもらえる場合もあります。

年齢を気にしていた恋に臆病なクライアント様が、16歳も年下の男性からプロポーズされ、幸せに暮らしている…そうした素晴らしいことも起きるんですね。

こうしなければ、こうならない、ではない。

愛に思い込みは必要ないのです。