私たちの現実は、潜在意識と引き合っています。
そして、私たちの潜在意識は「過去の情報」「過去の情報に伴った刺激」によってできています。
主に、これらは子供時代の記憶がメインになっています。

たとえば、子供時代に「あなたはダメな子ね」と何度も繰り返し評価されていたとしたら、「私はダメな人間なんだ」という思い込みが創り上げられ、消極的な性格になり、いつも自信もなく、男性と関わることもできない･･･というパターンを繰り返すようになります。

これは完全に無意識で、「自分がそうしたいわけではない」にも関わらず、こうしたパターンを自動的にしてしまうようになるんですね。これが多くの方が苦しまれている部分です。

そして、こうした自動的なパターンは、たとえば積極的になろうと頑張っても、「いつもどこかで自信のなさをぬぐえない」「頑張っているけれど、でもどうしても人に対して恐怖が生まれてしまう」など、意識して変えようと思っても変えられないことがほとんどなのです。
その理由が、潜在意識にあります。
「どうせ私はダメな人間だ」という深い刷り込みが潜在意識になされているため、この潜在意識を変えない限り、

◎頑張っても根底は自己評価が低いため、いつも結局評価されない
◎いつも自信を持てずに自分から犠牲的な関わりを無意識に築いてしまう
◎自己価値を感じられないため、憧れるような人と積極的に自分から関わらない

などのパターンを「無意識に」続けてしまうようになるんですね。

けれども、自分がこうしたパターンを持っているんだな、ということを明確に分析することができれば、今までとは違うパターンを「自然に」できるようになり、
自分への思い込みが瞬時に変わったり、それによって人との関係性がその日のうちに変わるということを起こすことができます。

なぜ、自己分析が必要かというと、今自分の潜在意識がどんな状態になっているのかが分からなければ、自分を変えていくことができないからです。

自分の潜在意識の状態＝今の自分がどんな情報に支配されているからこそ、苦しい現実が起きているのか？

まずはそれを明確にし、そして原因が分かったところで、ピンポイントにその部分を変えていく必要があるんですね。

たとえば、「親に虐待はされていなかったけれど不幸だ」という方は、肉体・精神的な虐待はないけれど、実は親以外の環境から別の価値観を入れられたことが原因かもしれません。（女性は容姿がすべてだ・若いほうがいい等）

容姿が綺麗でもなかなかいい人に巡り会えない･･･という方は、容姿に関しては自己価値が高いけれど、自分の内面に自信がなかったり、実はいい人過ぎて率先して犠牲をしてしまう体質だったなどが原因かもしれません。

このように、今、自分の現実が不幸なのは、必ず原因があるのです。

体験会では、それをまずは明確にするために、チェック項目で自分がどんな思い込みを持っているのか、どんな不幸を引き寄せる行動をしてしまっているのかを客観的に分析していきます。

それでは、潜在意識にはいったいどんな不幸の原因があるのでしょうか？
その一部を見ていきたいと思います。

• ◎女性は若いほうがいい、などの性に関するメンタルブロック
• ◎私は悪い人間だから幸せになってはいけないという罪悪感
• ◎男性に対して実は心の中で戦ってしまっている攻撃性
• ◎過去のトラウマに基づく自己卑下・自信のなさによる消極性
• ◎人と関わることに対する恐怖や不安・不信感
• ◎愛情がどんなものか分からない、温かいコミュニケーションできない
• ◎感情がトラウマに引っぱられており、現実の認識が甘く、ミスコミュニケーションが起きている/li>
• ◎幸せになることに対して強い制限があり、不幸に馴染んでいる
• ◎親の影響で、幸せになることに対して制限がある

上記に書かれた原因は、ごく一部です。
しかし、これ以上に、私たちは潜在意識に幸せになれない問題を抱えています。
こうした不幸の原因をひとつひとつ丁寧に紐解いていくことによって、その部分を変えることができれば、現実や今までの生き方のパターンを変えることは可能なんですね。

体験会では、分析した結果、原因の目処がついたら、その部分を重点的に「感情・潜在意識ワーク」解放していきます。
潜在意識を書き換えるコツは、思考ではなく感情を伴いながら自分自身との対話をしていくことにあります。
これは、私たちの潜在意識が、単に「思い込んでいるだけ」のシンプルな思い込みと、激しい感情を伴った「トラウマ的な思い込み」の二つがあるからです。
単に思い込んでいることは、新しい価値観を提示されただけで「あ、そうだったんだ」と解放されていきますが、トラウマ的な思い込みは、ネガティブな強い感情とセットになっているため、ただ価値観を提示されただけでは変わりません。
そのため、まずは、自分自身を変化させるより先に、こうしたネガティブな感情そのものを解放していく必要があります。

マリアージュスクールのワークは、すべて、感情を解放しながら価値観や思い込みを変えていきます。
また、感情を解放した後は、必ず新しい価値観や新しい生き方をインプットしていくため、
「これからどう考えればいいのか」
「これから何を選択し、どう行動していけばいいのか」ということも、
自分で決断できるよう導きます

この場合、「子供時代に親から否定された悲しみ」がベースになり、それが元になって、不信感や攻撃性が生まれています。
そして、「自分がしたくてこうなっているわけではない」「後で攻撃してしまい後悔するにもかかわらず、どうしてもついやってしまう」ということが起きています。これが無意識の不幸のパターンです。

ここで「自己価値を認める」という新しい価値観を取り入れようとしても、「でもどうせ私なんて親にさえ否定されたのだから」というネガティブな感情がブロックになり、新しい価値観は入っていきません。
そのため、まずは「親から否定された悲しみ」「もっと褒めてもらいたかったのにしてもらえなかった」等のネガティブな感情から癒していきます。

自分の悲しみや苦しみを癒した後で、「あなたには本当はいいところがあるよ」と新しい価値観を自分に「教えて」あげることで、今までの自分とは違う素晴らしい自分に出逢うことができます。

こうすることで、今までとはまったく違う自己価値に基づいた積極的な自分、自信を持った自分、その自分で素敵な人と対等に関わっていく、今までとは違う評価をどんどん得られる･･･などの変化が起こります。